小さな子は自己主張が苦手なので、いろいろな行動でメッセージを発信しようとします。
しかし、予想外の乱暴な行動をとるとやはり親としてはビックリしてしまいますよね。
それが公共の場だったりすると、周りに迷惑をかけないかも不安です。
今回はおもちゃを乱暴に扱う子を見て不安になったママたちの体験談をまとめました。
夫婦にない一面が子供に
初めから主張の強い子だったのですが、2歳を過ぎた頃から電車のおもちゃ、特にプラレールが大好きになり、好きなあまりに上手く扱えないのが悔しいのか、遊んでいる時に癇癪を起こすことがとても多くなりました。
車両どうしを連結したり、線路をつなげたりするのが思うようにいかないようで、ときにはちゃぶ台返しのように車両も線路もわざとぐちゃぐちゃに壊し、物に当たる場面が増えました。
夫も私も静かに生きてきたタイプで癇癪など起こさないので、戸惑い不安になりました。
気持ちに寄り添って「悔しかったね、一緒にやってみようね」と声をかけたり、抱きしめて落ち着くまで待ったり、色々やりましたがあまり効果は見られませんでした。
結局、手先が器用になるにつれてできることも増え、癇癪は頻度としては少なくなりました。
あまり気にし過ぎないで、一緒に寄り添って遊ぶしかないなあと思います。
おもちゃ箱をガシャーン
うちのわんぱく坊主は3歳の頃、リビングルームでひとり遊びが大好きでした。
おもちゃの入った箱をいくつかに分けて収納棚に入れていますが、遊ぶときはその収納棚からボックスを取り出して、それを勢いよく床にひっくりかえして広げます。
そのやり方があまりにも乱暴なので、これから成長してもちゃんと静かにできるだろうかと心配になりました。
広げてしばらく遊んでいますが、ご飯だから片付けてと言ってもすぐにやりません。
一緒に片付け始めるとやりますが、テキパキできません。
果たして一人でもちゃんと自分で後片付けができるようになるのか心配でした。
それでも5歳を過ぎた頃からは、ちゃんとできるようになったので一安心しました。
おもちゃ増えたことの悪影響
現在3歳の娘が3歳のお誕生日を迎える前くらいの時でした。
娘は両家にとっての初孫で女の子なので両方のおじいちゃん、おばあちゃんはそりゃあもう目に入れても痛くない様子でとても可愛がってくれています。
なので服はもちろん、おもちゃも沢山買ってもらっていました。
子供部屋がおもちゃの置き場所に困るぐらいに…(笑)その影響か3歳迎える前くらいの頃の娘は物を大事にしなかったのです。
すぐ壊す、なくすで都度「物は大切にしないといけないよ、これは〇〇が買ってもらった宝物なんだよ」と伝えてはいたのですが中々改善されませんでした。
私はこの子の将来のことを考えると不安になり、平気で他の子の物など壊すようなことをしてしまうのでは、と考えていました。
なので改善するべく両家の祖父母には一旦おもちゃを買うのを辞めてもらい、今あるだけのおもちゃで遊ばせるようにしました。
それを3歳過ぎた今でも続けていますが、まだ完璧ではないもののピーク時よりはだいぶ物を大切にするようになり、お気に入りのおもちゃもできてなくしたら一生懸命探すようにはなりました。
おもちゃには適正年齢もあるのである程度時間が経てば仕舞うつもりですが段々と物を大切にする気持ちが芽生えてきているようでひとまずは安心している母の気持ちです。
もし同じような悩みや不安を持っているママやパパ。『買い与えすぎない』『今ある物で新しい遊びを探す』を試してみたらいいかもしれません!
おもちゃを投げる子
現在3歳前の男の子。
1歳過ぎくらいから今に至るまでいくら叱ってもおもちゃを投げて遊んでしまい、賃貸物件の床が傷だらけになってしまったり、一緒に遊ぶお友達に万が一ケガをさせてしまったらと思って困っています。
私はおもちゃを投げる度に、
【おもちゃは投げて遊ぶものではない】
【ボールなら投げて遊んでもOK】
【投げたらおもちゃが可哀想】
【壊れちゃったら遊べなくなるから優しくね】
等と教えていますが、あまり効果がありません。
投げ始めたばかりの頃は1日に何十回も投げて遊んでいましたが、まだ言葉もしっかりと理解してないから仕方無いと思っていました。
現在は「あ、おもちゃ投げて良いんだっけ?」と聞くと悲しい顔をして「ううん、ダメ。ごめんなさい。」と言葉では言うのですが、1日に3~5回位は投げてしまいます。
ですが諦めずに言い聞かせてきた事で少しずつですが投げる回数も減り、悪い事だとは理解しているのでちゃんと言葉で伝え続けて良かったなと思っています。
おもちゃを叩きつけるクセ
1歳3ヶ月の娘を育てていますが、生後6ヶ月ごろにおもちゃ遊びで心配なことが起こりました。
少し大きめで置いて遊ぶタイプのおもちゃだったのですが本来の遊び方ではなく、持ち上げて床に叩きつけるという遊び方を覚えてしまいました。
それだけならまだ良かったのですが、ある日自分の足の上に思い切りおもちゃを落としてしまい、アザができてしまいました。
少し大きくなり、本来の遊び方を覚えた今ではそのようなことは無くなりましたが、まさか赤ちゃん用のおもちゃで怪我をすることがあるとは思わなかったのでショックを受けた記憶があります。
まだ遊び方が分からないうちは、投げたり落としたりするのは仕方ないらしいので、親が近くで見ていて、投げないでね、落とさないでねと根気よく声かけをしながら、目を離さずにサポートすることが大切だと感じました。
乱暴すぎて心配
1歳男の子ですが、おもちゃを投げたり、おもちゃで人を叩いたり、人の作った積み木やブロックを壊したり、とにかく乱暴なのがこの先不安です。
まだ言葉もあまり通じないので注意しても分からない、何度もやる、というのは仕方ないとは思っています。
が、このご時世で同世代の子と関わる機会も多くは持てず、同世代の子と一緒におもちゃを取り合ったりしながら遊ぶことで身につく社会性などが獲得しにくくなっていて、乱暴さが直らなかったらどうしよう、と不安です。
不安に感じたときの子どもの年齢は5歳くらい、女の子です。
遊ぶときは男の子と遊ぶ時が多く、それでもお人形遊びも好きだったため見守っていました。
ですが遊び方がリカちゃん人形とヒーロー人形で戦うというスタイルでした。
遊びの内容は乱暴な男の子の人形遊びという感じでショッキングでした。
おままごとなどを一緒にやってみたのですが、あまり興味はない様子で、最後には戦いになるという遊び方が好きなようでした。
子供が小学生になり女の子の友達が増えるとともに乱暴な遊びはしなくなっていったようです。
今、小学5年生ですが、ボーイッシュで活発ですがちゃんと女の子としての自覚はあるようで、ファッションなども気にしています。
時間が解決してくれることが多いのかなと思うので、見守ってあげるのもよいかと思います。
児童館での順番待ち
7歳の女の子です。1歳から2歳の時に不安を感じました。
当時児童館によく行っていたのですが、他の子が遊んでいるおもちゃに興味を持ち、よく取りに行ってしまいました。
他にも似たようなおもちゃがあるのに、他の子が集中している様子を見てそれを欲しがるようで、その子からおもちゃを取り上げて少し遊ぶとまた別の子のおもちゃを取りに行く、ということがありました。
自分の遊んでいるおもちゃには満足せずに次々と他の子のおもちゃに手を伸ばすので、順番を守って遊ぶように、「貸して」と言えるように何度も言いました。
なかなか改善せずにイライラすることもありました。
3歳の時には、他の子のおもちゃを欲しいと思っても順番を待てるようになっていきました。
2歳半で妹ができ、妹と遊ぶ体験も、役に立っていたのかもしれません。お友達との関わりの中でも自然とルールを守ることを学んだのかもしれません。
1,2歳はまだまだ自分のしたいことが第一になりがちですが、徐々に成長するにつれて、周りの人との協調性が身に付いてくるので、あまりカリカリせずに長い目で見守ろうと思いました。
絵本は破るもの
男の子の2人兄弟なのですが、次男が1歳のころ、絵本にまったく興味がなく、心配していました。
というのも、長男はとても絵本の好きな子で、延々読まされてこちらが違う遊びを提案するほどだったのです。
おかげで絵本も増えましたし、もちろん次男も興味を持つもの…と思っていたのに、次男にとって、絵本は「めくるもの」「破るもの」になってしい、長男は絵本を破られ泣いてしまうし、次男に読み聞かせようとしても、素知らぬ顔…。
長男は言葉も早く、語彙も豊富と褒められていたため、私自身、次男も同じように褒めてもらえるようにしなければ!とプレッシャーを感じていました。
そうした焦りも悪かったのか、次男はなおさら絵本拒否に…。
そこで、まずは絵本に興味を持ってもらおうと、仕掛け絵本で一緒に遊ぶようにしてみたところ、これが次男にはヒット!言葉にも興味が出てきて、2歳のころには「おしゃべり上手だね!」と言われるようになりました。