小さな子は一つのおもちゃに固執せずに次から次へと新しいものを手にします。
好奇心旺盛な子供なら当たり前の行動ですが、この子は飽きっぽいとか集中力がないのではと心配してしまうママもいるかもしれません。
今回はそんな子供の飽きっぽい行動を心配するママの体験談をまとめました。
おもちゃ無視でフタに夢中
0歳9ヶ月の男の子ママです。
5ヶ月頃からラトルや音のなるおもちゃを買うようになりました。
開けてすぐは興味を持っていたのですが、10分後には全く興味なし、それどころか空きペットボトルやチラシなどの方が好きで、部屋の隅に置いてあるものを掘り出して遊んでいました。
せっかく買ったんだから遊んでよ~!と思うことも多々ありましたが、期待も虚しく今も全然遊んでくれません(笑)。
一緒に遊んだり、遊び方を教えてみようと目の前で振ってみたりしましたが全然ダメでした…。
今は空きペットボトルを綺麗に洗って、蓋が外れないようテープで止めて渡しています。
中にビーズとかも入れたいのですが万が一蓋が空いたことを考え何も入れていません。
おもちゃを買い与えるのは興味を持つようになってからで良かったかな、と思っています。
無理におもちゃは必要なかった
長男が幼稚園に入園する前の、ちょうど2歳前後のイヤイヤ期の頃、平日お風呂に入れるのに苦労した時期がありました。
お風呂自体は嫌いではなかったのでしょうが、眠たい時間帯やおなかがすく時間帯に差し掛かると不機嫌になるので、なんとか気を持たせようと、アンパンマンのおもちゃ等を買っていました。
しかし、お風呂用のおもちゃはだいたい千円前後する割に飽きるのも早く、また、お風呂で使い終わった後片づけるのも面倒で苦痛でした。
より安価なものがよいと思い、お風呂の壁に貼るABCのアルファベット表や、あいうえお表を貼っていた時期もありました。
でも気づけば貼っていた場所がカビだらけになり、すぐ捨てました。
今思えばなんともない話なんですが、当時のイヤイヤ期も重なり、平日いわゆるワンオペ育児でいっぱいいっぱいだったのだと思います。
当時は、お風呂だからお風呂で使えるおもちゃが必要だと思っていたんですね。
でもきっとおもちゃに拘らなくても、それは空いたペットボトルだったりプリンの容器だったり、工夫をすれば何とかなったかもしれないと今なら思います。
熱中型の兄と飽きっぽい弟
現在4歳と6歳の子どもが二人いて性格が全く違うのですが、今思い出すと2歳頃から遊び方にも特徴がありました。
長男は1点集中型。ひとつの遊びを飽きずに何度も行ってました。集中力が物凄く、3歳になったばかりのころには5歳児向きのパズルをこなしていました。
一見早い成長のように思いますが、その時はできすぎることが逆に心配だったりもしたのです。
その代わり遊具などの外遊びに興味が一切なかった子でしたので。
次男はとにかく飽きっぽく一つの遊びを継続できないタイプでした。
ないものねだりですが、単に遊び方が違ったため心配でした。
次々もらうおもちゃもすぐ飽きる
長女が2歳を過ぎた頃から、義両親が会う度に何かしら子供に小さなおもちゃを買っていました。
夫から回数を減らすように言っても、一時的で結局はまた元通り。
週に1度は会うのでそのたびにプレゼント。
もちろん子供は喜ぶけれど、しばらく遊んではすぐ飽きて見向きもせず。
一つの物を長く大事に遊んで欲しいこちらの気持ちはいずこへ。
今は5歳で週1から月1くらいになったけれど、新しい物から受ける刺激はあるし、気に入ったものは今でも遊んでいるので、まぁ良かったのかなとも思います。
遊びも絵本も主人公目線で
娘が一歳の頃、集中力がなく飽きっぽくすぐ他の遊びに興味を持つことが不安に感じていました。
絵本は最後まで集中して聞けないし、パズルを最後まで完成させられなかったのです。
同じ時期に生まれたいとこちゃんは凄く集中力がある子だったこともあり、凄く不安でした。
将来、授業とか集中して受けられるのかと心配になりました。
改善のために、玩具の数を減らしたり、無地のものから、興味のあるキャラクターものに変えてみました。
また、好きなキャラクターのごっこ遊びをしながら遊んだり絵本を読む→自分が神視点ではなく登場人物になるようにしました。
自分としては、これが一番効果あったし、後々にも役立ったと思っています。
当時は小さかったからか面白さを理解できていなかったところもあったようで、2歳半の今ではパズルも絵本も最後まで遊んでくれるようになりました。ついでに、ごっこ遊びが大好きになりました。
今回の経験から、一つの遊びに集中してくれない時は、本当は面白いのにその要素を見つけられていない事が多いと思いました。
絵本を面白おかしく読んだり、書いてある事以外にも呼びかけしたり、本やパズルに子供自身を登場させる事でおもしろいと思ってくれるかもしれません。
また、年齢が上がれば自然と解決することもあると思います。
選んだおもちゃに興味なし
第一子で育児を張り切っていて、おもちゃに関しては、知育をキーワードに、脳に刺激を与えるため、あらゆるジャンルのおもちゃを取り揃えていました。
しかし先回りして親が用意しても、興味が偏るようで、着せ替え人形や積み木では遊びませんでした。
本人の思い入れもあまりなく、記憶に残っているのは、ぬいぐるみぐらいだと思います。
常に与えられて育ってきたので、よくも悪くも、欲のない子です。
部屋はいつも散らかっていたし、今思えば、おもちゃは厳選すべきでした。
飽きっぽく片付けない娘
4歳の女の子。リカちゃん人形やシルバニアファミリーなど細かいおもちゃをつかったごっこ遊びが本格的になってくる年頃ですが、遊んだあと片付けないので部屋が散らかって困ります。
しかも飽きっぽく一つのおもちゃで遊ぶ時間が短くて、ままごとキッチンで少し遊んだら、そのままシルバニアファミリーで遊び始め、その次にまた違う遊びをして散らかす。といった感じで、おもちゃのジャンルごとにしまってあるのに、それがごちゃごちゃになり片付けが本当に大変でした。
ですので、一つの遊びが終わったら片付けることを徹底させるようにしました。
なんでも欲しがる息子
息子が3、4歳の頃のお話です。
それまでさほどおもちゃに関心は示さなかったのですが、テレビCMを見だすようになりあれが欲しいこれが欲しいと駄々をこねるようになりました。
しかも欲しがるおもちゃのほとんどが対象年齢に合わないものばかり。
小学生以上対象であったり高学年向けのものもあったりするので、まだ早いよと諌めるのですが大声で泣き叫んで欲しがります。
仕方なく買ったのですが、案の定まだ出来なくて癇癪を起こしてばかりでした。
結局私が遊んでるのを見てるか、できる部分だけをやるかだけでした。
そしてすぐに飽きて次のおもちゃを欲しがるので、年齢層が高いおもちゃは100均で似たようなものを探してあげるようにしました。
今は小学生になり少しづつですが、自分でおもちゃのパッケージをみて、出来そうか考えてから選ぶようになりました。
加えて本当に欲しいものを一つだけ考えて選ばせるようにしたら、以前のようなアレもコレもと欲しがることは無くなりました。